column

求められる学校外教育

教育とは常に継承されるべきものである。

日本に住んでいると、義務教育は周知の事実であり、誰もが通る道である。

それは、学校教育を統率する文科省が制定するシステムではあるが、その範囲内ですべての教育が賄えるとは到底思えないし思わない。

学校と家との往復だけであれば、視野が狭くなり、考えもアイディアも、奥行きに制限が出てくることは目に見える。

そこで必要なのが、学校と家だけの往復ではなく、習い事をはじめ、大人と接点を持つことだ。
自分の人生の幅を拡張することや、視野の確保、そして多様な意見への抵触など、無限の可能性を秘めている。

学校以外で習うことは、限りなく多く、大きな発見があるだろう。
だからこそ、自らの道の開拓や、上下関係、そしてありとあらゆる学習に結実する。

未来ある子どもたちの可能性を、一番身近で支える親には、賢明な判断が求められる。


南山 楓李