column

一度きりの舞台にすべてを懸ける

サッカーカテゴリーの川上侑哉です。


先日、競馬の祭典である日本ダービーを観戦してきました。

日本ダービーは3歳世代のみが出走できるレースであり、3世代で競う日本三冠レースの中で最も栄誉のあるレースです。
サッカーでいえば、高校サッカー選手権の決勝のような存在で一度きりの舞台にすべてを懸ける点ではよく似ています。


日本ダービーは全ての競馬関係者が勝利を目指すレースのため、実力のある有力馬が揃い、騎手や調教師もトップクラスが多いため、実力通りの結果になり荒れにくいレースともいわれています。実際、今年の日本ダービーおいても1番人気馬が勝利をしました。

しかし、日本ダービーでは、どれだけ能力の高い馬であっても、騎手の手綱さばきや綿密な準備なしには勝てません。
象徴的なのが「テン乗り」という日本ダービーで初めてコンビを組む馬と騎手がダービーを制した例は、過去30年でごくわずかしかありません。

このように実績ある馬でさえ、騎手との信頼関係や仕掛けのタイミングが噛み合わなければ頂点は掴めない難しいレースでもあります。
サッカーにおいてもどんなに実力のある選手が集まっても各選手のコンディションが整っていなかったり、チーム連携が怠っていると実力を発揮することはできません。

競馬においてもサッカーにおいても実力があることはもちろんだがそれ以上に実力を本番で最大限発揮するための準備がとても重要なのです。


自分自身も7月後半から8月半ばにかけて昇格がかかった絶対に負けられないリーグ戦が続きます。
そのため、残りの期間、チームとしての連携を高めるとともにプライベートではコンディション管理を徹底し、自分の持つ力を最大限に発揮できるよう準備を行っていきたいと思います。

そして昇格という目標に繋げ、チームに貢献できるよう努めていきたいです。


サッカー No.7 川上侑哉