column

ベストパートナー

未知なる年の足音が近づきつつある今日この頃、プリマヴェーラグループも今年は進化を遂げた1年でもあったように一サポーターは感じる。

そんな今週も様々な記念日等があった。

16日には日本で最も知名度の高い路線の山手線の開通、18日には日本の大動脈駅である東京駅が開設された日であり、19日は国際南南協力デーなど、多種多様な記念日がひしめき合っている。


そんな今週は、「世界最高の左サイドバック」と呼ばれたアッシュことアシュリー・コールが、サッカーの母国イギリスに生を受けた。

アシュリー・コールは主にアーセナルやチェルシーで活躍をし、代表でも100試合以上出場など輝かしいキャリアを残してきた。
彼の持ち味は何といっても突破力と的確なクロスだ。
持ち味を活かし、2001-02シーズンには、プレミアリーグとFAカップでそれぞれ優勝を収め、03-04シーズンは無敗優勝を成し遂げたメンバーの1人でもあるのだ。

そんな彼は、2014年にASローマ歴史上初のイングランド人選手となったが、環境になじめず思うような結果を残すことはできなかった。
その後アメリカや母国に帰ってきたが満足のいく成績が残せず、2019年プロ生活20年という節目の年に引退を決断した。

引退後は、古巣チェルシーにてアンダー世代のコーチに就任し、指導者としての道を歩み始めた。

彼は、経験の乏しい未来ある戦士に、ほんの一握りしか得ることのできない貴重な経験を熱心に教え込むなど、国際舞台で戦うである戦士にとって最高な協力者である。

プリマヴェーラグループも関わる指導者が、それぞれ確固たる意志を持ち、活動している姿を見るととてもぐっと来るものがある。


文責:茨木幸也(スポーツジャーナリスト)